無印の名刺入れ

今まで使っていた名刺入れを機材の撤収中に踏んづけて壊してしまったので、代わりにこれを使い始めた。
これはウチの奥さんが随分前に買って使わないので仕舞ってあった無印良品の名刺入れ。同店の、正月の福袋の中に入っていたものだ。

そう、福袋。今でこそ年末年始の素敵なイベントになった感のある福袋だが、もともとは古い商店街のお店が一年の売れ残りをまとめて売ってしまおうというものだった。
無印の福袋にも若干その雰囲気を感じる。この名刺入れは、売れ残り、それも理由があって売れ残り、仕方がないから福袋に入れちまえと言われて他の売れ残り商品とカップリングされたような印象を受ける。率直に言って使いにくいのだ。

具体的には、ノッチは上蓋側に付いてるのだが、その上蓋はノッチの反対側の面も覆うようなデザインになっており、ケースを保持する手の力とノッチを開けようとする手の力の方向に矛盾が生じ、蓋を持った手で蓋を開けることが出来ない。

ケースは四方を壁に囲まれていて、名刺を取り出すには一箇所ある切り欠きに指を入れてそっと持ち上げるしかない。(名刺入れは普通どこか一辺がフリーになっているものだ)

しかも、ケースの素材がプラスティックのため静電気を帯び、蓋を開けると名刺が一枚中途半端に、こんにちは~という感じでくっ付いて来る。

ただ、白い見た目はいかにも無印という感じで悪くないとは思う。

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