娘にAL-38432DSをあげたので、と言うのは半分言い訳でAL-38432DQを買った。買った当初は高音がちょっときついという印象を受けたのだけど、半月経ったら本当にずいぶん落ち着いたので、両者を比較して感想を書いてみたいと思う。因みに音源はPCで再生するCDやmp3で、PCとはUSBで接続、音はYamaha msp5 studioにrca-フォンケーブルで接続して出している。

AL-38432DS(以下DS)とAL-38432DQ(以下DQ)を繋ぎ変えてまず感じるのが音像定位の違いで、DSは左右のスピーカーを鳴らしている感じがするのに対して、DQはヘッドフォンで聴いているようにギュッと纏まる感じがする。それから、曲の音数が多い時にもDQは音それぞれがよりそのまま聴こえる。

オンマイクで撮られた生楽器の音は、DSが「録音されたデーターそのまま」という感じとすると、DQは「マイクで拾ったそのまま」という感じだ。臨場感というより、オンザケーブル、エンジニアリングそのまま感、そういう音がする

また、DQで電子音楽を聴くと曲の印象は別物だ。キンキンガリガリとゴキゲンな事この上ない。DSでも聴けば音はちゃんと出ている。でもDQのこの音は、実に楽しい。

ただ、ここまで誉めそやしておいて何なのだけど、DSと比較して音質の差はそんなには大きくないと思う。なので、このブログのレビューを読んでもDSを窓から捨てたり、DQに過大な期待をしたりはしないで欲しい。
結論として、これからこのクラスのDACを買うのならお勧め。しかし、AL-38432DSとか同クラスのDACをすでに持っているのなら買い替えや買い増しは趣味の範囲、といった所か。

しかし、手ごろなDACとアクティブスピーカーだけで、しかもその辺の安ケーブルで繋いだだけでここまでの音が出てしまうとは、最近のオーディオ機器には恐れ入る。実のところ大満足で曲聴いているとウキウキ踊ってしまう。
今窓のカーテンが開いている事に気づいた。ご近所さんに丸見え。

 娘は今年の結婚記念日のプレゼントにはオーディオが欲しいと言った。
今まで音楽はずっと携帯mp3プレイヤーで聴いていたのだけど、春休みに行ったグランパのウチで新しいオーディオセットの音を聴き、そのあまりの音の良さに感動したとの事。

 そのオーディオセットの値段を調べたら10チョイ。意外と安い。オーディオという道楽の世界で10万というのは安いというか、値段だけで判断するなら、はっきり言って安物だ。

 だが、私は知っている。今の時代の機材は物凄く進歩していて、安くてもそこそこ良い音が出るのだ。という事で、娘と相談してタンノイ リビール 402を買った。1本2万円以下である。

 慣らしも進んだので音の感想を述べると、これがなかなか宜しい。まるで脳内で疑似再生されているような音で、良く出ているというより良く聴こえて来ると言った方が適当な音だ。
何が聴こえるかと言うと例えばコンサートホールで客の誰かが咳をしたとか。今までもその音は聴こえていたはずなのだけど全然気が付かなかった。それが、あれ? 誰か咳した? と言う感じに頭の中に響く。ピアニストの爪が鍵盤を叩く時に出たカチカチと言う音も妙によく聴こえる。弾きながら歌う声(というか唸る声というか…)も、異様によく聴こえる。バイオリニストのタイミングを息で合わせているその鼻息も、本当に僅かな音量なのだけど、それが本当に生々しく聴こえる。

 特に人の声の再生は、魔が潜んでいると言った雰囲気だ。まるで人が喋っているように聴こえる。ぼーっとお茶を飲みながらYoutubeで音楽を流してたら、突然入るCMの人の声に思わず返事をしてしまった。

 これは決して私が間抜けだからという訳では無くて(ホント)、ヤマハのスピーカーなら人間の声とは全然違うから別に注意しなくてもはっきりとCMの再生音と解る。でもタンノイだと騙される。

前住んでいたところで通っていたガススタンドは、セルフなんだけど店員さんは甲斐甲斐しく働き、色々サービスをしてくれる所だった。

何年前だったろうか、その日は、 若い店員さんが手に測定器を携えてやって来た。 バッテリーの電圧を計ってくれるという。
どうせ給油中は時間が有るし、なんだか急に電圧も気になり始めたので、見てもらう事にした。

ボンネットを開けて測定器を繋ぐと、結果はすぐに出た。電圧は極度に低下していて、バッテリーはすぐに交換が必要なほどに弱っているらしい。

ふいに告げられたその告知には衝撃を受けた。
その機械は小型のプリンターが付いていてセロテープ位の幅の紙に結果を印刷して出してくるのだけれど、その紙に丸と線と点で描かれたプリミティブな顔が悲しく泣いているマークも印刷されていたのを印象的に覚えている。

それは大変だと急いでバッテリーの充電器を買い、一晩充電を行った。
それでもう大丈夫だろうと安心していたら次の給油時、同じガススタンドで例の機械を繋ぐと、 充電前と比べて改善は僅かばかりで電圧はとても低く、 バッテリーは要交換と出た。

これはおかしい。私は、このバッテリーはちょっと前に充電をした旨を伝えた。店員さんの意見は、バッテリー自体が弱っているのではないかとの事だった。

実は、これには自分にも思い当たる節が有った。そのバッテリーは2年ほど前にホームセンターで買って交換したものなのだけど、軽自動車ならこれでいっかと言う感じで一番安い外国製の物を選んでいたのだった。

やっぱ安物は寿命も短いなぁと思ったので、今度はちゃんとユアサのそこそこ良いものを買ってきて、取り換えた。

さて、また給油の日がやって来た。
同じガススタンドで給油していると、またバッテリーの電圧を計ってくれた。多分同じ機械だ。計ってくれた人も同じだったかもしれない。

測定値も同じだった。