場所と時間

場所と時間

 春日部には、全面にクレヨンしんちゃんが描かれたバスが走っている。
クレしん大人気の昔は主人公が何かにつけパンツを脱ぐ、子供は絶対見ちゃダメ、親が子供に見せたくないNo.1の不健全番組だったと思うのだけど、いつの間にこんな風に市民権を得たのだろう?
それにしても大きく漫画を描いたこのバスの見た目はまるで痛車だ。内心喜んでいるが人にはそれは見られたくない。だかしかしちょっと主張もしたい。見せたくないが見せたい。作った人も乗る人も複雑な心境だろう。
こういうの凄く好きだ。

 そして下のヒデヨシの壁画は野田にあったもの。初め見た時は巨大な落書きかと思ったが、調べてみるとこの辺りは作者ゆかりの地らしく、この漫画のタイトルも近所の駅名から取ったものとの事。
歴史はあるけどただの街中、ひとの生活が有るその辺にでかでかと漫画を描くこの感性は流石野田だと思う。野田は行く度に好きになる。

所で、この絵はとても良く描けているが近くで見ると残念なことに経年変化で少し傷んできている。これは今後どうするのだろう? ペンキ職人が上から修復を行ってゆくのだろうか? そうすると代を重ねるうち絵は原画と似てもいない仕上がりになって行くだろうか?