新しい朝が来た

朝が来るというのは自転する惑星上に住む自意識を持つ生物の単なる主観に過ぎない。「明けない夜は無い」という言葉を聞くと、いつのどこの誰について? と、つい思ってしまう。

しかしこういう事を人前で述べると顰蹙を買うので、最近は言わないようにしている。人も50を過ぎると空気を読むという事を覚えるのだ。

だがしかし、自分の思う事とは違う事を、自分を裏切りつつしかも自分発という体裁で発信し続ける事は自我に悪影響を与える行為だと思う。バランスを取る為には、どこかで、自分が好き勝手に自分である事が出来る活動が必要なはずだ。

年賀状って、昔の人にとっては自分の創造性を遠慮なく発揮して人に見せつける事の出来る自己表現の機会になっていたんだろう。そして今はSNSがその役目を果たしているのかもしれない。

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