プレシジョンスポーツは良く走る(中古だけど)

これは娘が高校の時通学用に買ったアサヒプレシジョンスポーツ。もう要らないと言うので頂いた。

古いモデルで、「クロスバイク」という言葉がマウンテンバイクと街乗りのクロスという意味が色濃かった時代のデザインは三角断面のダウンチューブに強くスラントした太いトップチューブと、今見るとちょっと古典的。昔のマウンテンバイクの雰囲気だ。

しかしまあ、これが良く走る。ペダルに体重をかけるとそのエネルギーは直ちに前進するスビートに変換され加速度で脳内に喜びの電撃が走る。この感覚はまるで初めて翼を得た深海魚のそれだ。

ただ、ちょっと困った事が有って、元々ついていたサドルがどうも具合が悪い。クッションが厚くてお尻を衝撃から守ってくれるのはいいのだけど、それがちょっと厚すぎて長時間乗っているとお尻以外の所が痛くなってくるのだ。

なので、Amazonでサドルだけ買た。
これはイイ。これが有ればこれでどこまでも走れる気がする。

それで喜んで取り付けて走ってたら、突然ガクっとサドルの角度が変わってしまった。結構家から遠くまで来てしまったのに。整備用の道具を持ってこなかった事を後悔した。
とは言え座れない自転車でも走る事は走るので、何とかなった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です