カメラマンには腕時計が必要。なぜ? 何が良い?

最近は保育園の撮影が多いのだけど、この仕事に腕時計はつくづく便利だと思う。

時間の流れというものは(現代社会においては)天体の運行のごとく揺るぎなく均一であるという認識はあるものの、撮影に夢中になっていてるとつい時が経つのを忘れ、その効果はあたかも龍宮城に招待された浦島太郎の如く貴重な撮影時間を浪費させてしまう。
ハイテク社会の現代でも時間は、主観的には決して標準化はされていない。

保育園では他のクラスでも同時進行で色々なことをしてるので、ペース配分を乱さず全てのクラスで良い写真を撮ってゆくために現在時刻の確認は欠かせない。その際、一瞬で時刻を知ることが出来、残り時間も把握しやすいアナログ表示の腕時計は竜宮城的保育園内において大変便利な道具なのである。

付ける時計は見やすければそれこそ何でも良いとは思うけど、もしこれから買うのなら風防(前面のガラス)は樹脂製が良いと思う。
保育士さんのする腕時計の割合はどこに行ってもG-Shockが多い。これは気がするだけではなくちゃんと数えた。その他の時計でも殆どの人がいわゆるチープカシオ等、やはりプラスティック製のものを付けて、これは多分保育園で万が一時計のガラスが割れたら嫌だからだと思う。

私は最近まで手持ちの普通の前面がガラスの腕時計を付けていたのだけど、先日その時計の針が取れてしまい、修理するほどのモノでもなかったので、この際と思い、新しくアクリル風防の腕時計を買った。(カメラマンならカメラのレンズという大きなガラスを何枚も持ってウロウロしている訳だけど、それはそれである)

このソーラー時計「H062-005」は風防だけでなくガワもプラスティク製で見た目は率直に言って安っぽい。NATOタイプのベルトはナイロン製で輪をかけて安っぽい。でも、その佇まいを含めて気に入った。特に、数字の12と6のフォントが少しだけ大きいという毒が入っているところが良い。

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