IKEAのペッパーミルを買った

IKEAのペッパーミルを買った。

それまでは写真は向かって右に写っている業務スーパーのミル付き胡椒を使っていた。この瓶には蓋の所にミルが付いていて、買ってきたらそのまま胡椒挽きとしても使える。
ただ、このプラスティック製のミルは壊れやすい。
実はこの商品には詰替え用に中身の胡椒だけも売っているのだけど、詰め替えたことは一度もない。最初の瓶の中に入っている胡椒を使い切る前にミルが壊れてしまうからだ。
仕方がないので新しいミル付き胡椒を買って蓋だけ取って使いかけの瓶に付けていた。
なので、まだ使っていない胡椒ばかり溜まってしまっていた。

という訳で&安かったので、IKEAで前から欲しかったペッパーミルを買った。
IKEAは建物のサイズが大きく広い為か、サイズ感が狂いがちだ。何を買っても家に持って帰ってみると案外大きかったと感じる。このペッパーミルも例外ではなく、サイズは意外と大きくて、野球のバットとBICの4色ボールペンのちょうど中間位の大きさである。

臼の刃はセラミック製で、ちゃんと粗さの調整ネジも付いている。
最も細挽きにすると粉になるのだけど、特にこの細挽きにした挽きたての胡椒の味はピリッと辛く香りもとても良く美味しい。アカシア材の手触りを感じながらゴリゴリハンドルを回すのも楽しくてついかけ過ぎてしまう。

ポンペイ展に行ってきた

東京国立博物館で開催されているポンペイ展に行ってきた。ポンペイと言えば火山灰に埋まった犠牲者の形を写し取った石膏像が有名だが、それは会場にも一点展示されていた。その他主な展示は絵画や石像、ブロンズ像、また装飾品や日用品等。

人は同じようなものについては差を鋭く認識するが、逆に違うものについては自分の知っているものと同じ所を認識する癖がある。なので、古代ローマ時代の商業的に栄えていた都市と今の自分達の生活が全く同じだと感じるのは多分に錯覚だと思う。しかし、ひと目見て用途が解り、そして今でもそのまま使えそうな位綺麗な発掘物の展示を見ていると、縄文式土器を見るよりむしろ親近感を覚えた。
例えば、下の写真の地面に有るのは猛犬注意の図案で、実際に当時のポンペイで使われていたマークだ。何と、犬はちゃんと首輪で繋がれている。

自分が子供の頃、ポンペイでは噴火の予兆が有ったにもかかわらず人々は逃げず、噴火の日にはみな死んでしまった。みたいな話を散々聞いた気がする。しかし、実際に犠牲になったのは住民の一割位で他はちゃんと避難していたらしい。

相模大橋を渡って真っすぐ走ってきた突き当たりにある看板

これは、厚木は相模大橋を渡って真っ直ぐ来た所の突き当たりにあるエビナ自動車工業の看板。見るたびに何となく変だとは思っていた。昨日たまたまここを通ったのでよく見てみたらやっぱり変。

しかし、ここをたまたま通ったと言うのは嘘ではないが本当でもなく、実はまたこの看板を見てみたくなってひと駅分遠回りをしたのだった。昔の記憶のままの風景は、年とともに変わってしまった自分を昔に戻してくれる気がする。一瞬だけど。