1980年台って一体何だったのだろう?

これは横浜市神奈川公会堂のホールのドアの一部。何ともレトロなデザインだ。

これは小ホール入り口の受付窓口。コンクリートを粘土細工のように直接整形して機能を実現している。こういうデザインは最近見なくなったと思う。ここはWikipediaを見ると1978年会館だそうで、道理でレトロな印象を受ける訳だ。
しかしこの、古いという感じの正体は一体何だろう? 流行と飽きなのだろうか? これは考えてみると不思議な感覚だと思う。

娘の話によれば一部の人たちの間で今、1980年代の音楽やファッションが流行っているそうで娘もまるで昔のアイドルみたいな髪型と服装で出かけたりしている。私にしてみれば’80はまだ大昔という感じはしないと言えばしないのだけど、でも彼女たちにしてみれば生まれる前だ。体の中にその当時の感覚は無くて、見るものは目新しい未知の情報なのだろう。

Youtubeには’80年代の雰囲気を再現した動画が散見され、見ると案外よく出来ていて楽しい。
その中でもジンジャールートのPVは傑作で、手書きのテロップとか映像管の残像で光が長く伸びる映像が再現されていて本当に手が込んでいると思う。

八王子でもバナナの実が出来るらしい

子供の頃TVで見た映画の中の一つに、人間くらいのサイズの植物が何故か根っこを引き抜いて歩きだし、人間を襲い始めるというものが有った。それはまあひどい映画で、お約束通りその植物に対して一通り試される武器は皆効果を上げず、努力の甲斐なく人がどんどん殺られてゆくのである。電気柵に触れて丸焦げになりながらなお辺りを見回すその植物達の様子には、TV越しながら本当に恐怖を覚えた。(もしかしてそれは夢で見たのかもしれないと心配になったのでググってみた所、その映画の名前は「The Day of the Triffids」との事)

なぜその映画を思い出したかというと、ウチから歩いてすぐの所にある元八王子市民センターの敷地でその植物に姿がそっくりな木を見かけたからだ。アップロードした写真がそれになる。
この枯草のような立ち姿をしているものはバナナだ。よく見ると先端に花が付き実がなっているのが分かる。一番先っぽに付いているものは花のつぼみで、花弁が一枚づつ開いた内側に未熟なナナがずらっと並んでいる。因みにこの蕾の部分も野菜のように食べることが出来て、でも特段味は無くてタケノコのような食感だそうだ。

しかし、バナナの木が観賞用として庭に植えられているのは極たまに見かけるけど、実が成っている所は初めて見た。八王子は東京都の中でも特に寒い場所なはずだ。それなのに南国の植物が冬を越し、こうして曲がりなりにも身を成らせているのは地球温暖化の影響だろうか?