IKEAは特別なお店

緊急事態宣言もついに解除という事で、家族で近所のIKEAへ行ってきた。

IKEAも日本に進出してきた当初はエラく安っぽい家具だなと言う印象しかなかった。いくつか買っては見たものの、その品質は一言で言って安物。作りは本当に柔く、これはいかがなものかと思ったものだ。

しかし、慣れと言うは侮れない。そのうち、まあまあこれでも使えるじゃん、デザインはサイコー、と肯定的な印象が強くなってきた。
それに、この店に行くのはいつも楽しい。いつ行っても商品入れ替えで新しいものが有るし、レストランは(おいしくはないけど)オシャレで居心地はいい。
アウトレットコーナーも商品の入れ替えが有り、たまにアッと驚くお買い得品が有ったりする。今自分が使っている机もアウトレットで買った。凄く気に入っている

所で昨日、店は普通に営業していたけど、色々なところに2mの距離を開けるよう注意が有ったり、スタッフのいるコーナーにはビニールのカーテンが垂れていてそのカーテン越しに声をかけるようになっていたりと、まだまだ感染予防の雰囲気は残っていた。楽しかったフードコートのケチャップかけ放題レリッシュ詰め放題コーナー(正式名称は不明)も再開されないままだ。
もしかしすると世の中は今後ずっとこのような状態のままなのかもしれないと思った。

5月23日 マスクが届いた

今日、ウチにも政府支給のマスクが届いた。奥さんの話によると、朝早くに郵便屋さんが届けてくれたとの事。

ネットでの評判も聞いていたし、貰うまでは正直、今さらガーゼのマスク2枚貰ってもなぁ、と軽く考えていた。でも実際にモノを貰ってしまうと違う心理が働くものだ。
有難い。じんわりと有難く使わせて頂こうという気持ちが湧いてきた。

誰だったか政治家の人が語った話で、その人が選挙に当選した日、田中角栄におめでとうと笑顔も朗らかにポケットに札束をねじ込まれ、その人物の魅力に圧倒されてしまった、というようなことを前どこかで読んだのだけど、その人と同じ気持ちがする。(同じだよな多分)

まだ届いていない方のために、サイズは市販の使い捨てマスクと比べるとこんな感じ。

確かに小さいが言われているほどでも無く、イメージとしては大体学校の給食係が使う手作りマスクに近い。見た感じ汚れも無い。

一家庭にマスク2枚配って一体何の意味が有るのかという話は当初から出ていたけど、後から見るとどうも、タダでマスクが配られるというニュースが流れる事によって業者が持っている在庫を放出させる効果は有ったらしい。実はこれは政府の説明よりかなり前からSNSでは流れていた話で、全く嘘でもないだろうと思う。

因みに、これはほとんどニュースでは流れていないのだけど、介護業界に対してはかなり早い時期に下の布マスクが配られていた。

顔にぴったりフィットする立体的な作りで、上の青い医療用使い捨てマスクと比べてもサイズも十分。30回洗えるとの説明も有ったそうだ。これが、マスクが無くなり始めてすぐの時期にまず職員一人ひとりに一枚足りる分、そして間を置かずにもう一度配られたとの事。

こちらのマスク配布をあまり公にしないのには、きっと政治的な判断が有るのだろう。