カーテンみたいな服

娘はお出かけらしいけど、なんすかこのカーテンみたいな服は? 聞いたらこれはグランマに貰ったとの事。

グランマはこれをどこで買ったかと言うと、入間に有る業者向けに中古のキッチン等を売っているお店。そこでは解体されたモデルルームで使われていた台所等を売っているのだけど、その他にもモデルルームから出た中古品を売っていて、この服は元々モデルルームのクローゼットに飾ってあった物だそうだ。

モデルルーム用だからか知らないけど、こんなの普通着ないだろうというのが売っている。この服も、グランマは買ったは良いけど一度も着なかったとの事。

ばるちゃんを貰った

ばるちゃんは頭がクラッシックな水道栓になっている象のような日本バルブ工業会のゆるキャラ。この間頂いた。

顔の横の出っ張りは、絵を見ると耳のようでどうも象をモデルにデザインされているようなのだけど、このぬいぐるみは制作の都合かほっぺたの膨らみのようになってて、象というより缶コーヒーが好きな宇宙人のように見える。とは言えこの曲がった鼻の造形はよく出来ていて、ぬいぐるみでこれを量産するのは大変だったろうと思った。

ラバーダックには性別が有るらしい

画面向かって右は娘が前から持っていたラバーダック。黒目の中に白目が有る。

左はこの間泊まったビジネスホテルで貰ってきたラバーダック。目にまつ毛が生えている。まつ毛は多分だけどメスのアイコンだ。アヒルにまつ毛なんて生えていないと思われたそこの貴方。トイレのマークを見て、赤いスカート履いているからと言って女とは限らない、とか言ってませんか? イイの記号なんだから。
しかし、スコットランド人のマークを付けたトイレも有るみたいだ。世界は広い。

カストロール マグナティックを入れてみた

オイル交換時期に来たので、今回はMAGNATEC 0w-20 を入れてみた。このオイルは3L缶で3,628円と少々お高め。最安値の鉱物油の倍だし、部分合成油でもこれより安いオイルも有るにはある。でも今回のこれは、APIグレードは最新かつ最高のSP!  簡単に述べれば性能の良いオイルだ。
ターボエンジンでもない軽自動車にはちょっと勿体無いかなとも思ったけど、でも好奇心には勝てず、今回はこれを入れてみた。

まだちょっと乗った位なのだけど、それまでに入れていたBPミニキュートに比べると随分エンジン音が小さくなった。これは明らか。そして音が小さくなったので、回転も滑らかに感じる。車が一回り高級車になったみたいだ。これはイイ。
今のダイハツのエンジンはオイルの粘度指定は0W-20とかなり低粘度だからなのか、オイルの差は結構如実に出る感じがする。

家に帰ったら奥さんに何故こんな高いオイルを入れたのかと怒られた。好奇心は身を滅ぼすな。

パソコンのキーボードは昔のが良かったな

パソコンのキーボードが調子悪くなったと思って、新たにUSBキーボードを買ってきた。

新し目の物はタッチが気に入らないので、今回もまたNECの物を買った。勿論中古の、しかも300円のジャンク品。でも使い心地はこちらの方がいい。柔らかくてストロークが長く、タッチはスカスカしている。キートップも指で触ると前後左右にガタガタ動く。

こう書くと全く良くないように見えるなぁ。今の安キーボードが悪すぎるんだ。

因みにキーボードの不調だと思った症状*は全く変わらず、問題はハードウェアでは無かったようだ。

*左シフトキーが利きづらい。方向キーを連続的に押下すると数字が入力される。デリートキーを押下するとドットが入力される。等。MS-IMEの問題らしい。

カリン酒を仕込んだ

豊田の畑を縫う細い道にある野菜の無人販売所で、カリンを貰った。

そこの無人販売所に野菜を置いているおじさんに、カリンが何だか分かるのか、食べ方を知っているのかと尋ねられたのだけど(無人だけどその人はいた) 、知っているし実の所大好きなのである。タダでくれるという事で、喜んでもらって来た。

今回も使った焼酎はサッポロビールのささいなた。果実酒には甲類の焼酎を使うのが普通だけど、カリンにはクラフトビールっぽいフルーティーな香りのささいなたが合うと思う。残った分はそのまま飲んでも美味しいし。

手作りの焼き物を買った

八王子は山道をずっと行った先に無人販売の焼き物屋さんを見つけたので、焼き物好きの奥さんと行って、この手作りのボゥルを買ってきた。

そこは、いかにも手作りなトタン板で囲まれた作業所の入り口にあるこれまた手作りのテーブルの上に、数十個の作品が無造作に置いてあるという所で、お店というより田舎の道端によく有る野菜の無人販売の方が印象としては近い。しかも、行ったその日は直前まで雨が降っていて、その為机の上に並べてある器には水が溜まっていた。

実は前に一人でそこを見つけた時、自分としてはこれが良いなと思っていた器が有った。それは比較的形の整っていて釉薬のかかり具合もムラの無い奇麗な器だ。所が、この日奥さんが選んだのはそれではなく、このグニャっと曲がってムラもヒビもあるこのボウルだった。なので、現地では正直これはあまりいいとは思わなかった。

でも家に帰って見ると印象も変わるものだ。料理を盛られ、食卓に乗せられるとこの手作り感がなかなかイイ。娘もとても気に入たようで、一万円で買ってきたと言われても信じると言っていた。因みに値段は500円。

何でこれを選んだのか奥さんに聞いてみた。そうしたら、見て、一番大きいのを選んだ、との事でした。

ガラスペン

これは娘が買ったエルバンの銀色の粉が入ったインク。書いた筆跡がキラキラ光る。

これは勿論付けペン用インクである。ガラスペンはペン先を洗えるので、こういう変わったインクを色々使うのにうってつけだ。

ガラスペンの書き味は、鉄ペンに比べるとかなり良い。どちら方向に書いてもスルスルとよく滑る。方向や筆圧による筆跡の変化はほとんど無いけど、ボールペンやスマホのフォントを見慣れた人にはかえって読みやすいと思う。

線の太さはこんな感じ。結構太い。
因みに奥の、スペインの復活祭みたいなのは大阪万博の太陽の塔のつもりだそうだ。記憶があてにならない事が良く分かる。

TAMAとK&M

昔の話、どこでかは忘れたけど、ある人が新しい車を買ったら嬉しくて嬉しくてその事を友達に電話したその人の行為を物質欲にまみれた男の恥ずべき愚行だ、みたいな事が書いてあったのをどこかで読んだ。

若い自分は影響を受けやすかったので、そういうのは自慢と思われるんだ止めとこと素直に思っていた。でも今Youtubeを見ると、あれ買ったこれ買った動画が溢れているし、見ると面白い。

新しいカメラについては純粋に仕事の参考になるけれど、そういうのは別にしてもポルシェとかレクサスとか自分では欲しいと思っても絶対買えないようなものを買った人の動画も面白い。そういうのを見ていると、まるで自分が買ったように喜んでしまう。

多分だけどそういうのって、人がしているのを見て自分がしたような気分になり、楽しんでいるのだと思う。もしそうだとすると、良いものを買った人はどんどん自分が使った感想を述べ、人に伝えるのが良いということになる。

という訳で、この間買った凄く良いモノ、マイクスタンドについてご報告いたします(長い前振りだった)

買ったのは一本はTAMA MS736BKで、マイクスタンドなのに何と1万円越えの超高級品。重さは5gk以上も有りとっても重たい。もう一本はK&MのST-210/9Bでこちらは5,500円。市場にはもっと安い物もあるけれど、しっかりした物ならこの位はするだろうなと思う。

比べてみるとTamaのこのモデルはとにかく重い。持ち運びが大変。K&Mはプラスティックの部品が若干安っちい。どちらもねじ類はしっかり締る。比較するとK&Mのが少しブームが回りやすいけれど、それにしてもどちらもちょっと体がぶつかったくらいではトラブルは起きないだろうという信頼感は有る。

ポルシェ買った動画を見て嫉妬に狂う人も、あるいはいるかもしれない。しかし、マイクスタンドに嫉妬する人はいないだろうな。

夢は叶う

子供の頃実家に有ったった薬箱にはオブラートというものが入っていた。
昔は粉薬と言う薬が処方されて、それは文字通りただの粉なのでそのまま飲むと粉の味がモロに舌に伝わり良薬口に苦しを地で行くように大変飲みにくく、なのでそれを解決するソリューションとして、口で味が感じられないように粉薬を包む、水で簡単に溶ける薄い皮が売られていた。それがオブラート。
内容は相手に伝えにくいキツイ言葉を湾曲表現で伝える「オブラートで包んで」語ると表現する用語があるが、そのオブラートは物としてこの世に実在していた。(今でも有るんだろうけど)

そしてそのオブラートは何と、それをそのまま食べると美味しい。原料はデンプンで、口に入れるとフワッと溶けるそれは純粋にエネルギー的味で大変美味しく、これだけ沢山食べたいというのが夢だった。

時代は下って、今日娘が作ってくれた晩ご飯は生春巻き。
生春巻きの皮の原料は米粉。つまり、デンプン。味も正にこれオブラート!
つまり生春巻きは子供のころからの憧れであったオブラートを好き勝手に食べるという夢をかなえてくれる食材という事になる。

夢は叶った。しかも、かなり暴力的に、好き勝手に、非常に個人的な満足のうちに叶っていると実感する。夢って結局そういう事なんだよな。

生春巻きの皮は業務スーパーで割と安く売ってます。日本全国のオブラート好きにお勧めです。