トコットのバンパーを取り替えた

車の後ろをぶつけてしまったので(スミマセン)、壊れたバンパーを交換した。と言っても、Yohooオークションで適合する中古部品を買って、文字通りプチプチと外して付けただけ。簡単なものだ。(安くはなかったけど)

バンパーと言えば私は小学生の頃、車に詳しい友達に、車のボディ全てをバンパーで作ったら衝突しても壊れない車が出来るのではないかというアイディアを語った事がある。しかし、彼が言うには「そんなの重くて走らない」との事だった。
そうなのである。昔の車のバンパーは厚い鉄板を折り曲げて出来ていてとても丈夫だけどとても重くもあった。

それに比べると今の車のバンパーはペナペナのプラスティックだ。軽いのはよいのだけど衝突の衝撃から車を守るという機能は殆どない。
どちらが良いのかは一概には言えないが、でもこんなにペナペナならば、いっその事車全体をゴムとかウルトラマンの表面とかのように柔らかくしてくれれば良いのにと思ったりもする。少なくとも、よく車を擦ったりぶつけたりする自分としてはそっちのが嬉しい。

因みに今回の経験で解った事として、どうもバンパーにヒビが入ると車の走りが変わるらしいというものが有る。具体的に言うと割れている方がスピードが出る。
理由は、上の写真だとヒビは手で押し込めてあるのでわかりにくいが、ヒビはタイヤハウスの上に有り、ここから空気が抜ける事が空力に良い作用をしていたからなのではないかと想像する。

しかしまたこれには、傷の入った車を走らせることの心理的作用もあるのかもしれない。傷を人に見せびらかしたくて無謀な運転をする心理だ。もちろんこれは無意識下のものであり、この手の欲望は前頭葉が抑えているものなのだけど、トコットのアクセルペダルは敏感なのである。

平和なのが望み

ブログの更新についてはずいぶん間が空いてしまった。この間、書くことが何もなかったのかというとそうでもなく、お陰様で仕事はずっと春夏冬中(商い中)だったし、そうすると当然いろいろなことも有る。

例えば、この間は仕事中に自分の車をぶつけてしまい、精神的にショックを受けた。
そんな自分を元気づけようと帰り道に海に寄った。
そこの売店でビリヤニ(スパイスで味付けをした美味しい炊き込みごはん)を注文したら売り切れだった。それは前から食べたいと願っていたものなので大変残念に思った。
仕方なく、せめて貝でも採れたら慰めだと浜辺で穴を掘ったのだけど、食べられる貝は出てこない。
ふと我に返り周りを見ると、自分のようにスーツに革靴で海に来ている人は誰もいないかった。

という具合で、ことブログのネタについては事欠かない。もともと自分は物事が出来ない割に色々勝手な妄想はするタイプなので、傍から見ると人生まるで落語なのである。

だがしかし、ここ最近の世界情勢をみるにつけ、自分のそうした日常は全くくだらないものだと思えてしまう。本当にどうでもいいと思う。

とは言え、ほとぼりが冷めたらまたくだらない日常の感覚に戻るのかもしれない。いや、戻って欲しい。自分のことばかり考えるのは良くないけれど、でも自分の手の届く範囲で自分のことを存分に考えて笑って暮らせるのは平和の恵みだ。

IKEAのペッパーミルを買った

IKEAのペッパーミルを買った。

それまでは写真は向かって右に写っている業務スーパーのミル付き胡椒を使っていた。この瓶には蓋の所にミルが付いていて、買ってきたらそのまま胡椒挽きとしても使える。
ただ、このプラスティック製のミルは壊れやすい。
実はこの商品には詰替え用に中身の胡椒だけも売っているのだけど、詰め替えたことは一度もない。最初の瓶の中に入っている胡椒を使い切る前にミルが壊れてしまうからだ。
仕方がないので新しいミル付き胡椒を買って蓋だけ取って使いかけの瓶に付けていた。
なので、まだ使っていない胡椒ばかり溜まってしまっていた。

という訳で&安かったので、IKEAで前から欲しかったペッパーミルを買った。
IKEAは建物のサイズが大きく広い為か、サイズ感が狂いがちだ。何を買っても家に持って帰ってみると案外大きかったと感じる。このペッパーミルも例外ではなく、サイズは意外と大きくて、野球のバットとBICの4色ボールペンのちょうど中間位の大きさである。

臼の刃はセラミック製で、ちゃんと粗さの調整ネジも付いている。
最も細挽きにすると粉になるのだけど、特にこの細挽きにした挽きたての胡椒の味はピリッと辛く香りもとても良く美味しい。アカシア材の手触りを感じながらゴリゴリハンドルを回すのも楽しくてついかけ過ぎてしまう。

ポンペイ展に行ってきた

東京国立博物館で開催されているポンペイ展に行ってきた。ポンペイと言えば火山灰に埋まった犠牲者の形を写し取った石膏像が有名だが、それは会場にも一点展示されていた。その他主な展示は絵画や石像、ブロンズ像、また装飾品や日用品等。

人は同じようなものについては差を鋭く認識するが、逆に違うものについては自分の知っているものと同じ所を認識する癖がある。なので、古代ローマ時代の商業的に栄えていた都市と今の自分達の生活が全く同じだと感じるのは多分に錯覚だと思う。しかし、ひと目見て用途が解り、そして今でもそのまま使えそうな位綺麗な発掘物の展示を見ていると、縄文式土器を見るよりむしろ親近感を覚えた。
例えば、下の写真の地面に有るのは猛犬注意の図案で、実際に当時のポンペイで使われていたマークだ。何と、犬はちゃんと首輪で繋がれている。

自分が子供の頃、ポンペイでは噴火の予兆が有ったにもかかわらず人々は逃げず、噴火の日にはみな死んでしまった。みたいな話を散々聞いた気がする。しかし、実際に犠牲になったのは住民の一割位で他はちゃんと避難していたらしい。

相模大橋を渡って真っすぐ走ってきた突き当たりにある看板

これは、厚木は相模大橋を渡って真っ直ぐ来た所の突き当たりにあるエビナ自動車工業の看板。見るたびに何となく変だとは思っていた。昨日たまたまここを通ったのでよく見てみたらやっぱり変。

しかし、ここをたまたま通ったと言うのは嘘ではないが本当でもなく、実はまたこの看板を見てみたくなってひと駅分遠回りをしたのだった。昔の記憶のままの風景は、年とともに変わってしまった自分を昔に戻してくれる気がする。一瞬だけど。

御殿場プレミアムアウトレットには橋が追加されて観覧車が撤去されていた

ここは御殿場プレミアムアウトレット。
以前はバーゲンのシーズン毎に通っていた。当時は奥さんの好きなブランドが有ったので、家族で来ていたのだった。
ひさしぶりに来てみた所、観覧車が無くなっていた。調べたら6年前に撤去されたらしい。

私自身は服のブランドに関しては本当に疎くて看板を見てもGAPとかの他はほぼ分からない。
知っているブランドが有った! と思ったらHäagen-Dazsだった。

激安ドライブレコーダーの実力は?

近所の店の新春セールで安かったのでこれ(Iahiou kh-dr60)を買ってみた。3千円だった。
確かに娘が車を運転するにあたりドライブレコーダーが欲しいねと話してはいたのだけど、果たしてこんなもので用は足りるのだろうか?

3千円は本体価格だけで、取り付けは別途行わなくてはならない。ネットで調べると自分でも取り付け出来るようで、1時間位で仕上がる書いてあった。それで自分でやってみた所、案外簡単に出来た。(半日以上かかったけど)

さて、エンジンをかけると自動的に録画が始まった。その起動音を聴いた娘は、グランバの車と同じ音だと言った。どうも彼らもこの激安ドライブレコーダーを使っているらしい。

肝心のカメラの写りはこんな感じ。

2つ並んでいる左はフロントカメラ、そして右はリアカメラ。画質は見ての通りでこれは昭和時代の監視カメラですか? というレベルだけど、それでもちゃんと録画はされてはいて、これなら事故の時に証拠になってくれるだろうとは思った。

リアカメラは説明書通り後ろのガラスに取り付けた。当然だけど車の後ろから見た風景しか写っていない。
それより、リアカメラは前のダッシュボードのところに取り付けたらどうだろう? 運転中ずっと自分の顔を写すのだ。そして事故があった時はワーッと驚いている自分の顔を証拠に提出する。

終わったこと、進行中なこと

一年が終わろうとしている。

まだ蕾の付いているバラの剪定を行った。この、レディ・ヒリンドンはステムが細くて新芽のような赤い色をしており、花器に挿すと映えると思う。
花の何が良いかといえば、彼らはこちらの暮らしとはあんまり関係なく生きているという事で、季節が変わり時間が過ぎてゆく事を強制的に知らしめる所が良いと思う。誰が見ていなくても花は咲く訳だ。
しかし、こんな写真を上げると優雅な暮らしをしている様に見えるけど、花瓶といえばウチにこの一つしか無く、これが有る前はコップに挿していたし、この花瓶にしても近所のホームセンタームラウチホビーが潰れる時に買ってきたものだ。いらんものを買ってきたとウチの奥さんには叱られたし。

コーヒーメーカーのポットが割れた話の続き。壊れたコーヒーメーカーに付属のドリッパーを使い続けるのもカッチョ悪いし第一新しく買ってきたポットとは全然形が合わなくて不安定だったので、100円ショップで売っていたこのワイヤー式のドリッパーを買ってみた。

これは言わずもがな、ユニフレームが山用品として出しているもののコピー品だ。一見不安定に見えるが実際不安定で、一見脇からコーヒーが漏れ出しそうな感じがするけど事実フィルターの継ぎ目あたりからも雫が滴る。つまり見たとおりの品だ。
味は心なしか濃いめに出る感じがする。

コーヒーメーカーのガラスの部分が割れたらどうする

ニトリで買って長月(使用期間は一年に満たないので残念ながら長年とは表記できない)使っていたコーヒーメーカーの、コーヒーが落ちるサーバーの部分が割れてしまった。ただ洗っただけで特に強くぶつけたりした訳ではないのだけど、でも耐熱ガラス製の容器とはそんなものらしい。

それでサーバーだけ買おうと思ってニトリに行ったら、この商品は製造中止で部品ももう取り寄せることは出来ないと分かり、仕方なくイワキのこのコーヒーサーバーを購入した。

これはコーヒーメーカー用ではないので、当然形が合わない。写真ではドリッパーは上手くセットされているように見えるけど、実は差し込んであるだけなので上手く乗せないと斜めになってしまう。それに、底の部分は平らなのでコーヒーメーカーの下の窪みにははまらず、少しでも触ると位置がずれてしまう。

という危険な使い方なのだけど、だがしかし、これで淹れるコーヒーはオリジナルのサーバーを使って淹れたものより美味しい。
そんな事があるのだろうか?
これは想像なのだけど、多分サーバーの底がコーヒーメーカーのヒーターに接していない為、淹れた後のコーヒーが再加熱されないのが理由なのではないかと思う。因みにこのイワキのサーバーはホームセンターで500円で売っていた。

禁止の禁止は許可なのか?

これは、八王子駅南口広場にある案内板の写真。(念の為、画像加工で作られたフェイクではなく実際の画像で、昨日撮影された)

禁止事項として何某かの禁止事項がリストアップされている。これはつまり、その行為を禁止する事を禁止している事になるのではないか?
私はプログラマーという職業は10年以上前に辞めてそれ以来していないのだけど、しかし今だにこの手の記述の論理的構造が気になって仕方がない。

所で、禁止する事を禁止する事は、すなわち許可を意味する事になるのだろうか?
理屈の上ではそうなるのだろうけど、実際はそうならない事が殆どだと思う。それは空気とか雰囲気とかそういうものでかかる圧力が有るからで、そういう事情を知ったのはプログラマーを辞めてから。