車に乗っているとしょっちゅう道を間違える。次の道は絶対右に曲がるはずだと思って曲がったら知らない所に入ってしまい、スマホを付けて見たら反対方向に走っていたなんてしょっちゅうだ。また、スマホでナビを付けていたとしても、「よし、次に曲がるのはあの道だな」とか思って手前の道を曲がってしまったりしている。

なので、今回これを買ってみた。これは車のフロントウィンドウに吸盤で貼りつく磁気コンパス。一昔前はどこのカー用品店でも見かけたものだけど、ナビが普及したせいかここの所見ない。なので、通販で買った。
買ったのは中国のサイトなので届くまでには時間がかかる。それまでの数日の間にも本当に何度か道を間違えていたので、届いた時には嬉しく思った。
しかし届いたそれを見ると、矢印はどうもこれ、南を指しているようだ。

下に印刷されているNはちゃんと北を指しているように見える。でもこの表示は本来、正面から見たときの進行方向の方角を表すもので、なので上から見たときには逆向きになっていなければならないものなのである。それを上から見て正しい方向にしてしまうと、走行中に見たときに逆になる。
それに何より、矢印が南を向いている。
この写真を某SNSに投稿したらある方から、中国で最初に実用化された方位磁針は「指南魚」と言われ、「南を指す」ものだったと教えてもらった。
