ニョッキというのは、じゃがいもと小麦粉をこねて茹でた食べ物の事だ。日本で言う所のスイトンをイメージして頂けると・・・味はかなり違う。


料理当番の娘が作ったのだけど、本人的にはどうも微妙だったらしい。
私はこの後美味しく頂きました。
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ニョッキというのは、じゃがいもと小麦粉をこねて茹でた食べ物の事だ。日本で言う所のスイトンをイメージして頂けると・・・味はかなり違う。
料理当番の娘が作ったのだけど、本人的にはどうも微妙だったらしい。
私はこの後美味しく頂きました。
蒸し暑い朝の事、家の外から、ディーゼルエンジンのようなカラカラという音が聞こえていた。
実はその音の出どころは隣の家のエアコンの室外機で、故障でもしているのだろうか、それが結構大きな音がしているのだ。
でも私ははじめのうち、その音が室外機のものだとは分からなかった。
分からなかったと言うと不正確で、より正確に言えば、マツダのディーゼルエンジンのアイドリングの音だと思っていた。
昨日の夜、隣の家に親戚がそのマツダの車で来て、今朝になって出かける前に車のエンジンをかけてクーラーで車内を冷やしているのだろうと思っていたのだ。
我ながら随分ディテールまで設定された想像だと思う。
しかし、何時間経ってもその車は出発しなかった。(当然だ)
流石に何だろうと思ってチラッとは外を見るのだけど、でも頭にはその「マツダのディーゼル車に乗ってやって来たお隣のご親戚」というストーリーが出来上がってしまっているので、ああその人は車のエンジンを掛けたことを忘れているんだろうな、それで今朝ごはんを食べているんだろうな。ご飯を食べると前にしていた事忘れるよな。とか頭の中で勝手に話を長くしていた。
思い込みと言うのは本当に有害だと思う。
私の写真が下記リンクの「YSS月間審査員賞 2022年6月」に選出された。
大変名誉なことである。
https://note.com/yousawscenes/n/n40709c14c6f4
実の所私は写真コンテストには結構応募しているのだけど、滅多に入選しない。それだけにウチではこの選出は大ニュースなのである。
奥さんなぞ大変喜んでこのページのリンクを実家の親に送りつけていた。
因みに選ばれたのはこの写真。
しかしこの写真は一体、何なのでしょう?
この点選評にも「語弊を恐れず言うなら、見る人によっては「つまらない写真」に映るかもしれません」と書かれている。それを読んだ奥さんも、その通りね! と強く同意していた。そこだけ読まないで欲しい。
昔読んだ小説の中に、登録飲料の話が出てきたのを何となく思い出す。
調査員の報告書という体を取り、国民は一定の年齢に達したら市販のソフトドリンクの中から好きなものを一本選び、それを自分の飲料として国に登録する事が義務付けられている事が報告されるという、何ともけったいな話だつた。
でもそれを読んだ時何となく解る気がした。自分も子供の時、初めて飲む缶ジュースがとっても美味しくて気に入ったら「これボク専用!」とか思ってたからだ。
味と言うのは、人の深い深い所で分かちがたく個人に結びついているような気がする。誰でも心の底に、僕の味私の味が有るのではなかろうか?
写真は昼食に食べたシェントウジャンというスープで、温めた豆乳に酢を加えて固まった所を食べる。固まりかけの茶碗蒸しのような食感に濃厚な豆乳の味がして、大変美味しい。ボク専用!
読んだレシピには味付けザーサイを入れると有ったので入れた。すると、調味料の味が溶け出し、まるでレストランのような味になった。
レストランと言っても頭にファミリーと付くレストラン味だけど。
これは娘が顕微鏡を覗いている所。そしてこの顕微鏡は、娘が子供の時取っていた「こどもチャレンジ」の付録だ。
こどもチャレンジには毎回このような付録が付いており、色々楽しい実験が出来ていた。それは良い体験だったようで、人の人格の一部を形成したと思う。どんな人格が形成されたかというと、二十歳を過ぎても家に入ってきた羽蟻を捕まえてプレパラートを作り観察する人になった。
因みにこの顕微鏡はなかなかの性能で、蟻の複眼が高解像度かつ立体的によく見える。
ドラマツルギーというものは、この現代において手垢にまみれ、手段は使い果たされてしまったものなのかもしれない。意外な結末、例えば内通者は実は物語の初めっから主人公の近くにいた信頼できる(と読者は思っていた)仲間だった、とか、犯人は実はいつも行動を共にしていた警官だった、とか。ずっと信頼して使ってきた機材が、肝心なときに壊れて主人公がピンチに至る(もしくは重要人物が死ぬ)というのも定番の展開だ。
家庭で使うミシンが壊れたって誰も死にはしないが、作ろうとした鞄が作れなくなったという展開に機材の故障と言うのはいかしていると思う。何が起きたかと言うとつまり、20年間使っていたミシンが、鞄を作ろうとした今、よりによって壊れてしまったという事だ。
このありがちかつありきたりなストーリーが現実に目の前に展開するとは、事実は小説なのだろうか?
八王子駅ビル内のユザワヤが移転するとの事で、娘はセール品の布を買ってきた。何でも計り売りよりロールごと買う方が安かったそうだ。
特にこのタオル生地は随分気に入ったようで、これでトートバッグを作ると言っている。タオル生地のトートバッグ?
出来上がったらまたお見せします。
私は生まれてからこの方ずっと、自分の車のワックスには半練りを使ってきた。塗りやすく拭き取りやすく、汚れもよく落ちるのがいいと思っていたから。事実その通りで全く不満はなかった。前乗っていた車はスバル・プレオだったのだけど、銀色の塗装はコンパウンド入りのワックスをゴシゴシかけ続けても18年間全く問題がなかった。
なので、新しく車を買ってから一年以上、これまでずっとそうだったように全く疑いも覚えずに缶に残っていた半練りワックスを使い続けて来たし、それが無くなったらまた同じものを買おうと思っていた。所が、何の気の迷いか固形ワックスを買ってしまった。
これは塗ってみるとバターのようによく伸びて、塗るのは問題なかった。しかし拭き取りはとても大変。半練りならサッと拭いておしまいの所が、固形ワックスだとゴシゴシという感じで拭き取らないといつまでも塗りムラが残ってしまう。やはり冒険はするべきではない。人も50も過ぎたら、ワインはいつものやつ醤油も味噌もいつものやつ、ワックスだって勝手知ったるいつもの半練りを買えばいいのだ。
助平心で知りもしない固形ワックスを買ったことを激しく後悔した。汗をかきかき拭き上げてみるといつもより車が光って見えた。
ウチの奥さんと娘は、休日に自分のハンコを作った。
ハンコ屋さんに頼むのではなく文字どおり自分で彫って、しかも、消しゴムとかではなく本物の石で出来たハンコだ。石でできた本物のハンコを自分で作ることが出来るなんて、初めて知った。
素材は遼凍石で、この石は柔らかく、鉄の彫刻刀のような道具で簡単に彫ることが出来る。調べてみた所この石は本物のハンコ屋さんでも材料に使われているものらしい。手に持つと重く、ひんやりとしていて石のさわり心地がする。
彼らの実際の作業時間は3時間ほどだった。
娘はお出かけらしいけど、なんすかこのカーテンみたいな服は? 聞いたらこれはグランマに貰ったとの事。
グランマはこれをどこで買ったかと言うと、入間に有る業者向けに中古のキッチン等を売っているお店。そこでは解体されたモデルルームで使われていた台所等を売っているのだけど、その他にもモデルルームから出た中古品を売っていて、この服は元々モデルルームのクローゼットに飾ってあった物だそうだ。
モデルルーム用だからか知らないけど、こんなの普通着ないだろうというのが売っている。この服も、グランマは買ったは良いけど一度も着なかったとの事。