ウチの庭に見慣れない花が咲いている。何だろうこの花はと思ってGoogleレンズで調べてみたら「原種チューリップ」という答えが得られた。何のことは無い、去年自分でここに植えた球根が花を咲かせていたのだった。
私は別に、ここに球根を植えた事を忘れていた訳では無いのだけど、でもチューリップと言えばてっきり例の保育園児が描くような、蕾のような形が維持されるあの花が咲くとばかり思っていた。なのでこの藪からスティック土からフラワー的な花の形には不意を突かれたという訳だ。しかし綺麗な花だ。
それにしても感じるのは、Googleレンズというアプリケーションの凄さ。画像を写真に撮るだけで花の名前が分かってしまう。
生成AIが急速に発展して来ている昨今、それが人の仕事を奪うのではないか、いや奪うのは確実だと議論されているけれど、それより前にすでに画像認識AIは社会を変えてしまっているようだ。このアプリはもう花の名前の鑑定士という職業をほぼ死に追いやってしまった。誰にも気づかれずひっそりと。(そんな職業が有るのか?)