なぜ生成AIの絵は一部の人に嫌われるのだろう

私のSNSのフィードに、某神社が公式Xアカウントのアイコンに生成AIの女の子を使ったら批判が殺到したというニュースが流れて来た。世間ではどうも生成AIが描く画像は嫌われているらしい。

以前より、絵を描いている人たちからAIに対する批判が有った事は知っている。それはそうだ。自分たちが長年かけて創り上げて来た絵の世界を、無断で学習しボタン一つで量産した絵で埋め尽くされたらそれは不愉快になるのも当然だ。

でも、絵を描かない単なる一消費者が生成AIの絵に不快感を示すのはなぜだろう?
これは私の個人的な意見なのだけど、それは多分自分が他人と代替可能なモノとして扱われている感じが嫌なのだと思う。お前にはこんなものでも食わせとけば満足だろう? という雑な扱いを受けた感じが嫌なのだ。

丁寧なおもてなしを喜ばない人はいないだろう。人が自分の為に丁寧に作ったモノを消費したい、というのはある程度人間に共通の欲求なのかもしれない。逆に、自分が軽くあしらわれる事に対して異様に敏感な人間もいる。生成AIが嫌いなのは多分その手の人間だ。

竹本泉のキャラクターが動いている!

ラジオ番組「渋谷の柳瀬博一研究室」でお勧めされているのをアーカイヴで聞いて見始めたアポカリプスホテル。なんか絵が竹本泉みたいだなと思ってWikipediaを見たらキャラ原案が竹本泉だそうで、本当に本物の竹本泉だった。でも、あの理屈っぽい竹本泉なら100年前に製造されたシャンプーハットがまだ使えるというような描写はしないだろうから、あくまでキャラ原案と言う立場なのだと思う。
しかし公式サイトにリンクのある漫画版の方には備品の消耗の話が出て来るので備品については制作も分かっていて、アニメではそういう世界であると割り切って作っているのだろう。

所で、このアニメで気になる所と言えば、主人公ヤチヨを含めホテルの従業員がロボットである事。の割にはさらっと意識が有りそうじゃないですかあなた達には。
ヤチヨには一応「人の心が分からない」と言う設定がされているようだ。でもその事で叱られた事には心を痛めているようで、その点表面上ごめんなさいと謝罪しながらその実全く悪びれていないChaGPTとは全く異なる様に見える。