今日、ウチにも政府支給のマスクが届いた。奥さんの話によると、朝早くに郵便屋さんが届けてくれたとの事。
ネットでの評判も聞いていたし、貰うまでは正直、今さらガーゼのマスク2枚貰ってもなぁ、と軽く考えていた。でも実際にモノを貰ってしまうと違う心理が働くものだ。
有難い。じんわりと有難く使わせて頂こうという気持ちが湧いてきた。
誰だったか政治家の人が語った話で、その人が選挙に当選した日、田中角栄におめでとうと笑顔も朗らかにポケットに札束をねじ込まれ、その人物の魅力に圧倒されてしまった、というようなことを前どこかで読んだのだけど、その人と同じ気持ちがする。(同じだよな多分)
まだ届いていない方のために、サイズは市販の使い捨てマスクと比べるとこんな感じ。
確かに小さいが言われているほどでも無く、イメージとしては大体学校の給食係が使う手作りマスクに近い。見た感じ汚れも無い。
一家庭にマスク2枚配って一体何の意味が有るのかという話は当初から出ていたけど、後から見るとどうも、タダでマスクが配られるというニュースが流れる事によって業者が持っている在庫を放出させる効果は有ったらしい。実はこれは政府の説明よりかなり前からSNSでは流れていた話で、全く嘘でもないだろうと思う。
因みに、これはほとんどニュースでは流れていないのだけど、介護業界に対してはかなり早い時期に下の布マスクが配られていた。
顔にぴったりフィットする立体的な作りで、上の青い医療用使い捨てマスクと比べてもサイズも十分。30回洗えるとの説明も有ったそうだ。これが、マスクが無くなり始めてすぐの時期にまず職員一人ひとりに一枚足りる分、そして間を置かずにもう一度配られたとの事。
こちらのマスク配布をあまり公にしないのには、きっと政治的な判断が有るのだろう。