臭い料理は好きですか?

近所のスーパーマーケット、オザムが最近改装のためのセールを行い店の商品を色々売り出していたようで、娘は「ホワイトトリュフソルト」を買ってきた。
失礼ながら、5個200円のコロッケとか58円の豆腐とかシマダヤの蒸し焼きそばとかがメインの店で、成城石井で売っている的な商品が有ったとは知らなかった。

私を含め、家族はトリュフというものが初めてだ。一体どんな味がするのだろう? ウチの奥さんと娘は、その塩の匂いを嗅いで臭いと言った。それも、頭痛がするレベルだそうだ。私も、そこまでではなくとも食べ慣れた食べ物の香りではないとは思った。例えようもないのだけれど、強いて述べれば磯の魚介類的な香りだと思う。

でもこれが、料理に使ってみたら大変大変美味しかったのですよ。スクランブルエッグにパラッと一振りすると、まるで高級レストランの味! (と言っても食べたこと無いので妄想)

さようなら相模線205系500番台

相模線は11月の車両の入れ替えで、もうこの左右非対称なデザインは見られなくなる。このデザインは好きだったので寂しい。因みにこの車両、デザインは単なる絵ではなく、ちゃんと窓も大きくなっている。中から見るとこんな感じ。

背の小さい子供でも、ここに立つと窓の外が見えるのだ。なんて素敵な形だろう。

相模線はここの所連続して乗ったのだけど、乗ったのは実に久しぶりだった。知らないうちに八王子駅直通も復活していた。こう言う事を知った時、時代は変わるという事を実感する。
しかし、窓から見る景色は昔とあまり変わらない。森の中、段丘の上、工業地帯、田園地帯と、線路から見る風景は変化があり楽しい。

家と家の隙間から見えるバス停

ウチが建っているのは所謂住宅街で、家の窓から見える景色と言えばどちらを向いても隣の家なのだけど、家と家の隙間から少しだけその向こうの方を見ることが出来るのは嬉しい。

最近向かいの家が建て替えられて少しサイズが小さくなったので、今までは見えなかったバス停付近も見えるようになった。ここからの距離は100m位だろうか。バスが来る時刻になると、並んでいる人の頭が見える。(写真には写していません)

なんか凄い傘を買った

早朝、車で客先に向かっている途中雨が降ってきた。予報では雨は夜半に降るはずなのに、外れたらしい。

徐々に激しくなり止む気配も無いので、コンビニに寄って傘を買うことにした。それで売り場を見てみると、どうも安いビニール傘は売っていないようだった。代わりに有るのは最安値でも600円台からと案外値が張る。

でも、それはそれで悪いことではないと思う。
昔のコンビニの傘は安いなりに随分安物感があった。骨はいかにも頼りないしビニールはくっ付いて開くのに難儀するし、畳む所の留め金も省かれているのでちゃんとストラップで巻かないと畳んだ状態を保持できない。
そんな傘でも案外長持ちするので乾かして仕舞っておいてまた使ったりするのだけれど、でもそんなに使うのなら始めからもう少し良いものを買っておけば満足感も高いのではないかと思ったりもした。

それに、安い傘は時として人を裏切るのが怖い。ついこの間、IKEAの(安物)傘が使おうと思ったら壊れた。雨の降る日屋外のテント状の店から道に出て傘の開くボタンを押したら、いきなり8本の骨のうち6本が同時に折れてそのまま開くことも閉じること出来なくなってしまったのだ。
その元傘の塊を持ちながら雨の中を歩く気分は惨めだった。壊れるのならせめて骨は1本づつとか、予兆を示しながら段々と壊れてほしい。

というわけで、今回はセブンイレブンの中でもちょっとお高い傘を買ってみた。写真では左側にある黒い傘だ。因みに右側にあるのは、これはなかなか良くて気に入っている、壊れたものとは別のIKEAの折りたたみ傘。比較のために置いた。

この新しい傘は何と! ボタンを押すと自動で傘が開き、更に、開いた状態でボタンを押すと自動で傘が閉じる。この仕組は凄く面白い。視線はあっちを向きながら何気なく片手で傘を閉じると、気分はまるでジェームズボンド(だから何だとは言わないで欲しい。自分でもそう思っている)
また、携帯用の袋の内側がタオル地になっているのは良いアイディアだと思う。側面をジッパーで開けられて、傘をしまいやすいのも本当にGood。

という訳で、意外と満足な買い物だったのだけど、さっきまで激しく降っていた雨はコンビニを出る時点で止み、その後その日ずっと雨は降らなかったという事実をどのように受け止めるべきかはやはり悩む。

電子レンジの時間表記に見る人生観

写真はまた例によって本文と関係ないのだけど防災団地として有名な都営白髭東アパート。大火事の時には防火壁になるらしい。

所で、この間新しいオーブンレンジを買った。
それまで2年間使っていた物は別にどこか壊れたわけでもなく、機能的にも別に不満は無かったのだけれど、ただオーブンの温度が200℃までしか上がらずグラタンが上手く焼けない事だけはちょっと残念だった。
それが最近、グランマの家の電子レンジが壊れてしまい機能は温めるだけで良いから安いのを探しているとの事だったので、ウチのを引き取ってもらい、そしてウチはオーブンの温度が上がる物を購入した。今度のは250℃まで上がり、グラタンもちゃんと焼き目が付く。味も美味しい(感じがする)

ただ、新しいオーブンレンジの仕様に困惑することが一つ有った。オートのボタンで温める時、今までのレンジでは表示されていた温め終了までの残り時間が、新しいそれでは全く表示されないのだ。

今までのレンジでは、例えばオートミールと水を入れたどんぶりを温めはじめるとカウントダウン式にあと3分等と残りの時間が表示されていた。これは非常に便利だった。私はその時間を見て、ヨシ今だーっという感じでトイレに行ったりしていた。

所が、新しいレンジでは、オートの場合何の表示もされない。この人何温めているのか分かっているのだろうかと不安になるし、仮に信頼したとしても、後どのくらい経てば温め終わるのかも分からない。

しかし、いつ加熱が終わるのか分からない電子レンジの中のオートミールを眺めながら思ったのは、これはこれで一つの人生、一つの生き方なのではないかという事だ。

人は自分がいつか死ぬことを知っている。しかし死ぬ日は知らない。これは電子レンジの温め終了時間が表示されない事に似ている。なら、とあえて言おう。やりたい事があるのなら、終わりの時間なぞ気にせずやりたい時にやった方がいいという事になる。
なまじ時間なんか表示されるからかえって気になるのだ。それに、その表示時間が正確だなんて一体誰に分かるというのか? トイレなんて行きたい時に行けば良いと思う。リンゴの木を植えろだ。

こどもチャレンジは一生の財産

これは娘が顕微鏡を覗いている所。そしてこの顕微鏡は、娘が子供の時取っていた「こどもチャレンジ」の付録だ。

こどもチャレンジには毎回このような付録が付いており、色々楽しい実験が出来ていた。それは良い体験だったようで、人の人格の一部を形成したと思う。どんな人格が形成されたかというと、二十歳を過ぎても家に入ってきた羽蟻を捕まえてプレパラートを作り観察する人になった。

因みにこの顕微鏡はなかなかの性能で、蟻の複眼が高解像度かつ立体的によく見える。

トヨタ純正オイル キャッスル0w-20はイイ

知り合いの先生が出しているメールマガジンに商用プログのコンサルティングを行っていると言う話が出ていて急にブログのことが気になり、アクセスログを見てみた。
すると、商品名が書かれたページ特にエンジンオイルについて書かれたページにアクセスが多い傾向が見て取れた。
なるほど、人々の関心はエンジンオイルに有るという事か・・・もう写真屋を止めてエンジンオイル屋さんになろうかな。

というわけでまたエンジンオイルの話なのだけど、この間アマギで入れてもらったトヨタキャッスル0w-20が大変良いオイルだったというご報告です。

それまで入れていたオイルは、カストロールマグネティック0w-20で、これも大変良いオイルだった。エンジンの音と振動は明らかに静かで、それでいて全開加速時の回転もスムーズでしかも高燃費と、言うこと無しだった。オイルのクラスは飛切り上等という事はなくて中の上位だと思うけど、でも3気筒自然吸気エンジンの軽自動車ではこれ以上望むものは無いと思っていた。

それが今回別のオイルを入れたのは、たまたま車検を受けたアマギで割引クーポンを貰っていたからで、つまりは「安かった」からに他ならない。昭和生まれの人間は「安い!」に弱いのだ。

性能は正直あまり期待はしていなかった。所が入れてみてビックリ。大変に宜しい。
まず音が静か。フロアの振動はカストロールに比べて若干大きい感じはするが、回しているときの音は遜色なく、回しても大変スムーズによく回る。
加えて、低速走行時のアクセルレスポンスがイイ。エンジンが、ピュンという感じで反応する。
燃費はちょっと落ちたけど、これは運転の仕方が悪かったのだと思う。つい調子に乗って強く加速させていたので。

ちなみに今まで使ったオイルの印象としては、大体次のような感じだつた。
ダイハツ純正・・・フロア振動が大きくエンジン音も大きい。BPミニに似ている。
カストロール5w-30安鉱物油・・・大変スムーズな回転フィール。フロア振動も少ない。
BPミニ0w-20・・・フロア振動が大きく、回転もがさつ。全開で加速するとエンジン音が大きい。しかし燃費はイイ。
カストロールマグネティック0w-20・・・振動少なく音静か。車がワンランク上の高級車になったみたい。

写真にタイトルを振るのは難しい

写真をコンテストに出品する時、タイトルを振ること求められる事が多い。しかし写真のタイトルと言うのは難しい。
よく見るのは、「旅情」とか「静寂」とか一言のもので、悪いとは言わないけど臆面もなく心情を晒しているようでなんとなくこそばゆい。

個人的には「田舎の秋」のように、捻りのない只それだけみたいなタイプのタイトルは良いと思う。「の」という助詞は感情を交えず説明を加える。

スタジオジブリの映画は「の」の入ったタイトルが多いという話を聞いたことが有る。「風立ちぬ」・・・はい勿論例外もあります。「となりのトトロ」が有名すぎるのだろう。

しかし、この強力な「の」の力は利用したい所だ。のを付けられる形容詞を、思いつく限り沢山並べてみてはどうだろう。

「初恋の」「魅惑の」「信頼と実績の」・・・もう止めよう。こんなのしか思いつかない。

人は何故リコリスキャンディーを食べるのか

嗜好品は必ずしも美味しいものではない。いや、むしろ積極的に不味いと言っても良いと思う。例えばコーヒー。苦いし口の中がベトベトするし、なんでこんなモノを飲むのかと言うと元気が出るからだ。

このちゃんと塩化アンモニウムも入っているリコリスキャンディーはIKEAで売っている。 個人的な感想だけど、これを食べると沈んだ気分が少し晴れる感じがする。これには多分、気分を変える作用が有り、そしてそれが嗜好品として普及している理由なのではないかと思ったりする。

味には言及しない。する必要があるだろうか? 薬だと思って食べれば良いのだ。

バルーンアートを頂いた

ピアノの発表会でステージを飾ったバルーンアートを、一つ頂いた。

写真だとちょっと不気味な感じもするがこれは写真の撮り方の問題である (カッコ良く撮ろうと思ったら不気味になってしまった)。とは言え、リビングにこれが置いてあるのは正直違和感を覚えなくもない。

でも、家に帰って来てこれを見たウチの奥さんが開口一番に述べたのは「子供が小さいころ、こういうの大好きだったよね」だった。
そうだった。忘れていたけど、小さい子供はこういうのが好きだ。
それを考えると、特に小さい子供が出演する発表会のステージにバルーンアートが飾られるのはいい事だと思う。楽しいし奇麗だし、もしかすると子供たちの緊張感も和らぐかもしれない。

因みにこれは、この後半月ほど家に飾っていた。流石に最後らへんは風船の空気が漏れて萎んでしまったが、随分長持ちすると思った。